2015-11-27 ■ 未来に先回りする思考法作者: 佐藤航陽出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2015/08/27メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (4件) を見るAmazonで見つけてポチッとな。テクノロジーに伴うボーダレス化の中で、企業と国家の関係について書かれていた内容は新鮮だった。日本も今後を生き抜くために戦略的な国家を築いていくべきかとは思うが、平和ボケして現状維持に満足し、世の中をよくして行こうという必要性が感じられない状態では、どうにもならんということですな。 以下内容の書き出しや、まとめ。 テクノロジーは人間の拡張、知性の拡張 人間のパターンは大体同じ 変化は点ではなく線で結んで捉える アイデアは点。どこかで進化の線に取り込まれる。そのタイミングが重要 イノベーションは必要性から 国家の企業化と企業の国家化 人々の持つ価値観が切り替わるタイミング、それは技術の実現する利便性が、人々の不安を上回った瞬間。 最後の内容は逆の意味で、地震によって原子力発電所に対する不安が増し、多くの人のマインドが変わったことからもうなづける。