レポート

やもーん@JAPANジャージ

とりあえず忘れないうちにレースのレポートだけでも書いときます.とはいえレース以外のレポートは結構パソコンの中で練られているのですが,レースのレポートはそれほどたいしたものはないんですよ.なんせ50分間一人で走っていただけですし…(汗 ということで簡単なレポートです
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天候は朝から曇り空,時折ぱらぱら雨が降ったりやんだり.コースはというと,かつてのベルギーチャンプの(世界チャンプにもなってるのかな?)ポール何とかという人(カタカナ表記ムリ)が作ったらしく,試走段階であった丸太を取っ払ってシケインがない!!乗車率100%のコースでした.本人とも話しましたがなかなかいいコースだろうって言われても,僕に取ったら苦手なコースなのでなんとも….とにかく途中に数箇所砂のエリアがあるだけで,それ以外はほとんどテクニックのいらないコース.言い換えればパワーとスピードが全てでした.
まあそんなコースで最初からきついなぁとおもってスタートに行くと,今回はエントリーが16人しかいないということで全員名前をコール.ちょっと恥ずかしいながらもうれしさ半分.ついでにスタートの号砲はなんと今年の世界チャンプのベルベッケン.後30秒というコールから30秒たたずに号砲ならされてちょっと焦った.というか完全に出遅れた.
とりあえずスタートの遅い石井ともう一人を第一コーナーでかわして前に出て,最初の砂場に突入すると前のイングランドがいきなり転倒.私に砂場でこけた選手よけるテクニックなんてありません.当然完全停止.焦ってリスタートするも,前とは開いてしまった.
その後の林の中のエリアもしっかり乗っていって(というか乗ってないのは石井のみ),待ち構える砂山を越えるとフラッシュの嵐.すげぇと感心しつつも前を追った.
再び林間のシングルトラックに突入でこぶの連続.何を思ったか石井が前方で転倒.何とか横から交わしつつコーナーを抜けると….集団はるかかなたでした.そんなこんなでやっと1周完了したわけですがここからはとりあえず我慢.追いついてきたイングランドにも,石井にも付いていけず結局一人旅.
こんなスピードだけのコースで貧弱な私が一人旅してもねぇ.焦ってミス連発で,コーナーのイン側の木に肩を強打してみたり,砂場普通にクリアできなかったり….結局予想をはるかに超えて40分も経過せずにLAPされました.
でも役員何も言ってこないし,普通にゴールライン通過してもそのままだし.結局止められるまでは遅いながらも全力で走り続けようということで最後まで一人旅続けました.
感想としては腰が痛かった.というのは冗談として,レースの結果は見事に最下位だったけど非常にいい経験が出来たということですかね.ベルギーという本場でレースの雰囲気を味わえたし,向こうの土地を見ているとなぜシクロクロスという競技が生まれたか納得できるような感じもしました.残念なこととしてはやはり日本の土地(自然)では限界があるなぁと感じたことかもしれないです.とはいえ自然をうまく利用して本場のシクロクロスに近いものを作り上げていくことも不可能ではないでしょうし,これからも日本のシクロクロスの発展を祈りたいです.
最後になりましたが遠征するに当たってアドバイスなど多くの方にお世話になりましたし,向こうでもスタッフの方にいろいろとしていただきまして感謝の気持ちでいっぱいです.自分の得たものや恩といったものをどこかに還元していけたらと思います.