今更ながら

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

別に世の中のブームになっているからというよりは、最近読む本の中にも登場してくるので、読んでおくのも悪くないかと思って読んでいる。
で、自分とはちょっと無縁だったりする話とかもあるが、全体としては感覚にあう部分が多い。まあ別に会社でマネジメントをする立場ではないので、どう役立てるかはこれから次第なのかもしれないけど。逆にマネジメントされる立場から見ると、足りない部分ってそういうところかという発見は時々あって面白いと思う。
ところで本の内容はさておき…この本を読んでひどいなと思うのは翻訳。翻訳って日本語に直してなんとなく意味が分かればいいもんなんでしょうか?日本語としてちゃんと成り立って翻訳だと思うのですが…。
昔から父はよく、言葉は「漢字」ではなく「ひらがな」で伝えるように、ということを口にした。その意味するところは、専門用語であるとか難しい表現を使うのではなく、誰にでもわかる自然に腑に落ちるような表現を使いなさいということだ。父の影響もあると思うが、それは非常に私自身も納得している。
それもあってかこの本を読んで感じたことは、こんなんで本当に翻訳なんかってこと。英語の文章ってある意味明快で、日本語のような無駄に難しい表現って文学作品でもない限りそんなに登場しないと思う。しかしこの本を読んでいたら訳者の自己満足なのか、ただの見栄っ張りなのかよく分からん日本語を並べ、肝心の意味が分かりにくい文章。こんなん翻訳というより直訳を難しい日本語にしてごまかしただけのもんじゃないのかって思う。よっぽど原文読んだほうが分かりやすいのじゃないか。もしドラみたいな分かりやすい本がよく売れているというのがある意味正直な日本人の答えなのかも知れないけど。(もしドラは読んでないので内容知りませんが。)
人に何かを伝えるのが書籍の意義だったら、なぜよりそう努めようとしないのか。私には疑問で仕方ないです。

これからも私は「ひらがな」で物事を伝えて行こうと思います。(そう言いつつこの日記の中で分かりにくい表現が含まれているかもしれませんが…)

眠れぬ夜に無駄につらつら書いてしまいました。私の日本語能力の欠如が招いたことなのか、はたまた一般的にもそう感じ取られているのか?どうなんでしょうか?きになるところではあります。気になって余計に眠れなくなったらどうしよう。