とうとう全日本

yamourn2004-12-12

待ちに待ったかどうかは微妙だがとうとう全日本。昨日から一日でどれだけコース状況が変わっただろうかと僅かな期待とともに会場入り。車連の方々が先行して荷物をすべて降ろして、それ以外も準備万端で非常に助かった。車連の方々にはお世話になりっぱなしである。
他のカテゴリーのレースを走った方からコースの状況が少しマシになったことを聞きちょっとテンション上げつつ試走へ。最初の下りは昨日と同じ状況。僕のテクニックではきついが無理はせず確実にこなすようにイメージして試走。シケインは相変わらず高いがこれも大きな問題ではない。そこから泥の区間までの暫くはちょっと怖いところもあるが大丈夫、問題はこれから。泥区間が始まる。昨日と同じ状況か、むしろちょっと悪化。でもここも単に泥というだけ、乗っていけるし問題なし。そしてとうとう問題のシングルトラック。やはり担がないことにはだめだ。押していこうとすると泥がブレーキに絡みタイヤが回らなくなってしまう。そして昨日2回こけた下りも足場はかなりマシなっていてシューズがしっかりグリップすることを確認。その後の泥も乗っていけるが、泥が絡むから微妙なところ。ピットの位置を確認しながら最後のシングルトラックも担ぎで終了。どれでけ担げば気が済むんだといった感じで、ある意味昨日の予想通り。
試走が終了してからは適当にうだうだしていたら知らないうちに時間が過ぎ、余裕があったはずがスタートまで後少しになっていた。サポートをしてもらう柳川さんに代車とホイールを託してから珍しく固定ローラーに乗ってアップ(シクロでローラーによるアップは初!?)。そんでもってスタートラインにいくと…。やはり遅かった。普段はアップなんてせずにさっさとスタートラインにいくからね。とはいうものの最初の登りがあるのであまり関係なさそうなのも事実。kazzさんにジャージを託していざスタート。
やはりスタートは速い。というか僕に登りのスピードがないだけか。まあ適当な位置で最初の下りへ入る。単独だとビビってしまう下りも、集団だとなぜかそれなりに下れる。やはり怖さより後ろの選手からのプレッシャーが勝ってしまうのだろうか?そして登りに入ってシケイン。得意なはずのシケインも今回は高さにやられ、ついでにペダルを入れそこねて大失敗。まだまだテク不足ですな。次からは失敗しないようにと思いながら次の泥セクションへ。泥セクションは相変わらずしんどいのに進まない。しかもここまで結構もがいてきているので辛さ倍増。泥を抜けるころには足が…。なのにここからは魔の担ぎ。前は詰まっているしなぜか皆歩いている。「さっさと進めよ」と思いながらも実際走れない。詰まっていようが大して変わらんこと発覚。結局歩くので精一杯。担ぎを終了してピットを通過。大して泥が詰まってなかったし、一緒のピットの中津さんのことも考えここはピット素通り。そしてまた担いで舗装路へ。足がいっぱいいっぱいでインナーロー(38×27)でも踏出すのが大変だった。そしてやっとの思いで1周終了。この時点で果たして先頭からどれだけ遅れているのか知る由もなくそのままマイペースを維持。2周目もはっきりいって1周目と同じ。2周目で違ったことといえばまずシングルトラックで無理して乗車しようとして失敗し、2mくらい斜面を吹っ飛んでいったことと泥が詰まってピットでバイク交換したことくらいか。というか吹っ飛んでいったときにはマジで救急車を覚悟しました。まあ下が柔らかかったのか、運がよかったのか、それとも実は気絶して夢の中でレースやってたのかは知らないけどすぐにレース復帰。怪我も意外に対したことなく普通に走れた。
3周目以降は中津さんとほぼ同じ位置を走っていたのでピットで忘れ去られそうになりながらも何とか問題なく少しずつレースを消化していったものの、結局異常なスピードでぶっ飛んできた辻浦さんにラップされ終了。辻浦さんと同じレースを何度か走ったが、そのたびに異次元というかなんというかちょっと恐ろしさみたいなものを感じます。
なんだかんだ言って目標の完走は果たせなかった。現状の足でもコースしだいでは完走できると思っていた。コースがよくなかったと言えばそうだが、やはりもう少し実力がないことにはどうしようもないんだろう。ともあれ今シーズンの残りのレースでC1残留を決めて、来年の全日本の出場権を確保することが次なる目標だ。