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- 作者: 細谷功
- 出版社/メーカー: dZERO(インプレス)
- 発売日: 2014/11/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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世の中にあるHow to 本とかの内容も、こういった切り口の思考をベースに俯瞰的に眺めてみると面白いような気がする。
内容自体も具体と抽象のレベルを意識されて書かれた内容であるためか、非常にシンプルで理解しやすい。
以下内容の書き出しや、まとめ。
- 抽象化を制する者は思考を制す
- 具体と抽象は相対的に連続して一体となって階層的に存在する。
- 上流工程は抽象=質が重要・シンプルがよい⇔下流工程は具体=量が重要
- 抽象化とは特徴を抽出すること。枝葉を切り捨て幹を見ること。
- 理学は具体→抽象による理論化。工学は抽象(理論)→具体による実践。
- 具体→抽象→具体という思考のサイクル