日本のもの造り哲学

日本のもの造り哲学

就活しているときにある会社の方から頂いた。どういう経緯でこの本をいただいたのかははっきり覚えていないが、その当時読んでやたらシマノについて持ち上げているなと感じた記憶がある。ちょっとしたきっかけで再度読み直してみた。
以下内容の書き出しや、まとめ。

  • クロスファンクション。ボトムアップのアイディア出しとトップダウンの実行力
  • 現場重視・人間重視・目標達成重視
  • 製品開発とは組織的な問題解決
  • 統合能力(まとめあげる力)・改善能力・進化能力(学習して進化する力)
  • 「設計情報」が流れていない時間を最小化して生産性を上げる
  • 業務はアウトソーシングしてもよいが、評価能力・知識は自ら保有しておく必要あり
  • 戦略で勝つものは戦略で負ける。もの造りの現場を鍛えておくべき。
  • 問題発見の繰返しと危機意識の持続。問題は徹底的に議論→標準・文書化→横展開→フォローアップ

トヨタについても各所で取り上げられている。業務で直接関係ないので、生産関連のトヨタの本はあまり読んだことはないが、機会があれば読んでみようかなと感じる。